名古屋市、本山駅周辺のカウンターで美味しいお酒と本。読書会も人気
Ⅲ、本のすゝめ
探索してみる
図書館の本の匂い。
真新しいインクのつやつやした匂いと、
カビ臭くて懐かしい古い紙の乾いた匂い。
当店の本のセレクトはオールジャンルです。
ただ、
シリーズものは(ちょっとしか)置きません。
少しでも多くの世界に、
出会っていただきたいので。
まずは立ち上がって、活字生い茂る本の森へ。
本のこと
『BARハコニト』は3階建て。
1階は入口、2階は店主自前の書籍が並び、
3階には新たに集めた様々なジャンルの本を
ご用意しております。
美味しいおつまみももちろん良いけど、
お料理の本や美味しいご飯の写真を肴に飲めるのは
当店ならでは。
へべれけで読んだ本。
翌日、挟んだ栞のページをひらいても
全く覚えてないこと、ありませんか。
ありますよね。私はあります。
カウンターに近づくほど、写真集や詩集など、
頭を空っぽにして浸れるラインナップと
なっておりますので、
安心して全て忘れて
酔いしれていただくことができます。
本を読み終える。
最後のページを閉じて、
主人公の感情や結末に
悶々として寝られない夜。
誰かと話し合い、
心を交わす夜にしませんか。
読書会へのお誘い
『BARハコニト』では月に2回、
異なるタイプの『読書会』を開催しております。
〝テーマに沿った書籍を持参し
紹介し合う読書会〟と、
〝課題図書を読んでいただき
お店にてアレコレ談義する読書会〟。
どちらもお酒が飲めない方も
お越しいただけます。
「なんだかよく分からなかった」
というご意見も大歓迎。
参加することに意義がある。
のかもしれない。
ご参加方法はブログから、
または店まで
お尋ねくださいませ。
ページをめくる。
読む。からん。ウイスキーの氷が鳴る。
あっ、ごめんごめん。忘れてたよ君のこと。
ウイスキーを飲む。
あれ、味が変わった?
あ、氷少し溶けちゃってる…。
大好きなウイスキーを忘れるほど
没頭してしまって、
勿体無いことしちゃった。
けれど、またさっきとは違う顔だ。
うーん、これも美味しいんだよなぁ。
本の文字に水滴が落ちて、
紙が少しふやけて滲む。
また本をめくる。右手をグラスに伸ばす。
今度は忘れないよ、君のこと。
『BARハコニト』の夜は続く。