Ⅱ、ウイスキーのすゝめ

  • ウイスキー

頼んでみる

line

当店では、ウイスキーを
100種以上揃えております。
その海の中で、あなたの一杯を
一緒に見つけませんか。
「ウイスキーは難しいのでは…」とご不安な方、
店主もウイスキーにどっぷりハマり始めたのは
30代からなんです。
ウイスキーの魅力はやっぱりストレート?
でもそれだけではありません。
水、氷、ソーダ、そしてその量の違い…。
全ての要素が、
ウイスキーの表情を七色に変化させます。
あなたには一体、どんな顔を見せるのでしょう。
当店でしかできない本とのペアリングは、
よりあなたとウイスキーの世界を
拡げてくれるはず。

line

bubble

ウイスキー

bubble

HIGHLANDPARK  VIKING HONOUR

HIGHLANDPARK
 VIKING HONOUR

海賊と呼ばれた男

著:百田尚樹

スコットランド最北、
風吹き荒れる厳しい自然環境である
オークニー諸島にて生まれた
シングルモルト・スコッチウイスキー。
ドライでスモーキー、その中にも
ヘザーハニーの甘いピートの香りが感じられる。
ボトルデザインもさることながら、
そのテイストにも表れる島に息づく
海の男たちの魂はまさに「海賊」。
戦後、国の為、抱える従業員たちの為、
闘い抜き全てを守り通した男の魂を感じられる
『海賊と呼ばれた男』をペアリング。

bubble

bubble

GLENDALOUGH

GLENDALOUGH

KWAIDAN
 /怪談・奇談

著:ラフカディオ
・ハーン(小泉八雲)

森と湖に囲まれた
アイルランド・グレンダロッホ。
ワイン樽にて熟成させた、
リッチでフルーティーなお味です。
香りを十二分に感じられる
ロックやストレートがおすすめ。
グレンダロッホは宗教的にも
隆盛を極めた場所だが、
『KWAIDAN』などを著したL・ハーンは、
敬虔な信者だった親の教育の中で、
幼い頃よりキリスト教に疑念を抱く。
「いかなる土地にあっても人間は根底において
同一である」とした彼は、
日本の文化を愛し日本へ帰化した際に、
名を「小泉八雲」とした。
八雲のように異なる文化を愛し、
アイルランドに吹く風を感じて欲しい。

line

bubble

bubble

越百

越百(こすも)

イラストで見る 
UFOの歴史

著:アダム・O・ボードマン

中央アルプス駒ヶ岳山麓、
豊かな山々に流れる良質な
ミネラルを含んだ雪解け水が、
越百のふくよかで柔らかな口当たりの
一役を担っている。
スモーキーフレーバーながら、
ハチミツやキャラメルを連想させる
ほのかな甘みが特徴。
こちらに合わせるのは、
イラストで辿れる『UFOの歴史』。
「越百山」に由来するウイスキー名と、
蒸留所から見上げた夜空をイメージした
ラベルデザインはまるで「宇宙」。
空飛ぶ円盤、エイリアンビジュアルの
共通認識の始まりや、
そもそもUFOって?を紐解く。
『BARハコニト』から見える星は、
一体何億光年前の星なのだろうか…。

line

bubble

bubble

TALISKER10年

TALISKER10年

夜の

著:ウィリアム
・H・ホジスン

荒々しく雄大な自然に囲まれた
スコットランド・スカイ島。
TALISKERを舐めると、
潮風が吹く海辺で焚き火をしているスカイ島の
風景の中へたちまち誘われる。
力強くスモーキー、
ほのかに海水の塩気を感じる味わい。
深い海へ旅するお供に、
『夜の声』はいかがだろうか。
ファンタジックでありながら
異界の恐怖がひたりと忍び寄る海洋奇譚。
畏れながらも
焦がれ憧れることを止められない。
それが、海。

line

bubble

line

bubble

カクテルも
  ちょっとだけ

カクテル

シェイク

死神

雨の日にのみ現れる
シークレット?カクテル。
柑橘とミントの
爽快で清涼感溢れる味が清々しい。
見た目らしからぬカクテル名は、
伊坂幸太郎の『死神の精度』に由来する。
雨男の主人公は職業・死神。
奴は、雨雲とともにやって来る。

Ⅳ、本のすゝめ